岡山県久米郡美咲町の大垪和みどりの少年隊の、「2024緑の少年団交流大会in 北海道」の次点となる全国緑の少年団連盟会長賞(みどりの奨励賞)受賞が決まった。同隊員4人が27日、原田の町役場を訪れ、青野高陽町長に喜びを報告した。
青少年の緑化活動の模範的な取り組みを行っているとして、全国3095団体から10隊が入賞した。28、29日に北海道大学で開かれる同大会で授賞式が開かれ、活動内容を発表する。
大垪和みどりの少年隊は1983年に発足。緑の募金活動、地域の清掃、緑化推進活動に取り組んでおり、現在隊員21人。5月に岡山市内で開かれた第74回全国植樹祭で天皇皇后両陛下のお手播(てま)きや記念植樹の介添えをし、大会宣言を読み上げるなどの大役を果たした。
報告会はいずれも美咲中央小6年の小嶋日彩さん、森岡希帆さん、安藤彩乃さん、加美小5年の沖田めいさんが出席。
4人は全国植樹祭を「貴重な体験ができた」と振り返り、大会に参加する小嶋さんと森岡さんは「楽しんで交流を深めたい」と抱負を語った。青野町長は「美咲町にとって光栄。活動を通して環境保全の大切さを伝えてほしい」と激励した。